#管弦楽 #器楽 #編曲可 居眠りを妨げず、聴く人を退屈させず。
昨年のAllegro imitatoの続編、古典派イミテーション緩徐楽章編、を目指して作り始めたものです。
「殿下、フルート奏者を一人、雇っていただけませんか」「やだ」
というあたりの背景を想定して。
ですが、中途であさっての方向に発展したような気がします。ちょっと時代がずれました。シリーズとして考えず、単曲として扱って下さって構いません。
約70小節弱、演奏時間は想定テンポで3分半程度です。
ありがちな旋律ですが、古典和声/合奏形態でのいろいろな変化(へんげ)をできる限りで込めたつもりです。また、バランス次第でかなり聞こえの変わる曲でもあろうかと思います。
譜には(前回作同様)メトロノーム速度、強弱指示や奏法、アーティキュレーション指示をつけておりません。作曲者想定はありますが、まずは見たところ、思うところをお聞かせください。
演奏形態(楽器/編成など及び編曲/改変)には、制約は掛けません。ご自由にお試しください。ただし「変更あり」は明示ください。
譜読み、演奏上の大きなお世話:
1)ホルンは in C の記譜ですが、basso 管なので実音の音高は1オクターブ下です。
記譜通りの音高だとかなり素頓狂になるんじゃないかなあ。
2)フルートを雇ってもらえなかったので、オーボエが限界近くまで高い音も吹いてます。
緩徐楽章なので、くれぐれも居眠りする人を妨げないように。
3)低音グループにファゴットを含めても構いません。(前回作と同様)
逆にファゴットを1本にして、Fag.2のパートは弦バスで代奏するのも可です。
ご自身のオケと習慣に合わせてください。
4)頭の部分に繰り返し指定がありますが、演奏上は省略も可です。